後書き、と言う名の思い入れ。(長文注意)
此処まで読んで下さって、真にありがとうございます。
この話は、昔SSとも詩ともつかない何かを書き始めた頃のもので、現存する中では最古のものだと思われます。
5つしか存在しないオリジナルのひとつで、さらにその話のプロトタイプで、実際の同タイトルの話とは少し(?)内容が違いますが、これはこれで完結です。
とても長い時間をかけて、数え切れないほど修正を入れて。
…此処でサモ等、私の作品を見ている方は、どう感じているかは解りませんが、元々私の作品は「人間が主人公にはなり得ない」ものばかりで。
これもその例に洩れず、一番最初にこれを書いた時、出て来る人物は「主人公」ではなく、あくまで「背景」のような役割でした。
人間が主人公ではなく、草や樹や風、それに色。
其処こそを表す事が私にとって、最も重要で、人の言動、心情なんてどうでも良かった。
…と言うより、私自身の精神面が余りに未成熟で、そんな箇所に興味が行かなかったみたいで。
長い時間をかけて、此処に出てくる人物が「主人公」になり、言動、表情、心情等、これでもかなり豊かになったのは、私自身も変わった証なのかもしれませんね(苦笑)
それでもやはり。
どれだけ時間をかけても。
どれだけ修正を入れても。
意味不明な話には変わらないみたいで。
さぞかし、読み辛かった事だと思います。申し訳ありません。
誰かがこれを読む事など、一切念頭に入れていませんので、何が伝えたいのか、何が書きたいのか、そういうものがまったくと言って良いほど欠けております。
台詞等も混同されるかもしれませんが、注釈は入れませんのであしからず。
自分が解って居れば良い、と、自分の尖った本心が書いた、自分の為だけのものです。
私の、なけなしの正直な考えや本音がこれでもか!、というくらい色濃く突出した異色作品でも有ります。
(だから今まで公開するのを躊躇っていたんです)
今までも、これからもこれ以上私らしいものは出ないかと。
昔の私もそう思っていたみたいですし、今も、そう思います。
オリジナル、と言っても。
もしかして感づかれた方もいらっしゃるかもしれませんので、ネタバレを。
この話は、某有名な漫画が下敷き(ベース)になっております。
(特に彼の名はそれが顕著に出ていました。だから此処で削除したんです)
決して某作品を冒涜しているわけではありませんから。
どうぞ、ご理解の程、宜しくお願い致します。
解らなかった方も「何の作品ですか」とツッコまないで下さると有り難いです(苦)
作品、後書き、此処まで読んで下さり、真に有り難うございました。
(正直、まだまだ書き足りない事が多いので、これから此処はまだ長くなる可能性大です)
20040809 20040915(アドレス請求解除)